研究室では様々な分析機器を用いて、目には見えない微量物質の分析を行っています。私たちの暮らしはいろいろな微量分析の技術で守られ快適なものになっています。普段口にする食品や水道水なども多くの厳しい検査を経て私たちのもとに届けられます。このような検査に使われている分析技術の中で、今最も頻繁に使われているものが質量分析です。研究室ではこの質量分析の過程で行っている様々な現象について研究し、それを用いて様々な化学物質を分析しています。

研究室で使っている主な機器  画像 説明
液体クロマトグラフ質量分析計(飛行時間型)
SCIEX X500R
世界的人気機種、高分解能のスグレモノ
液体クロマトグラフ質量分析計(トリプル四重極型)
SCIEX TQ6500
超高感度機、微量定量分析といえばコレ
ガスクロマトグラフ質量分析計(四重極型)
アジレントテクノロジー 7890/5977 ヘッドスペースサンプラー、パージアンドトラップ(GL サイエンス製 PT7000)
液うちと3つ注入口をもつぜいたく仕様
ガスクロマトグラフ質量分析計(四重極型)
アジレントテクノロジー 6890N/5973
数多の分析者が認める名機
ガスクロマトグラフ質量分析計(イオントラップ型)
サーモフィッシャー TraceGC PolarisQ
基板がつぶれても、電源がつぶれても eBay で調達した部品で蘇る。
液体クロマトグラフ質量分析計(四重極型)
SCIEX API2000
20 年選手。メーカーの若いエンジニアも動いている姿に感動して写真撮って帰るほど、とにかくタフな名機。一日でも長生きしてね