共同研究者から、環境汚染物質が塩素消毒によって変化するのでその変化体を高分解能 MS で調べて欲しいと依頼されました。渡された文献見ると、塩素処理は次亜塩素酸ナトリウムでやっていると。
水道水質基準でシアンの分析をするとき同時に測る塩化シアンは有効塩素 0.001% の次亜塩素酸ナトリウム水溶液で塩素化しているな。
しかし、市販の次亜塩素酸ナトリウム水溶液は有効塩素 〜 % で売られているのだけどモル濃度はどの程度なんだろう。
塩素化するにあたって、次亜塩素酸が塩素化対象物に対して物質量で同程度なのか過剰なのか。しかし、COVID-19 関連で消毒剤不足もあったせいか、色んなところが Web に消毒剤の話を掲載しているけど不安になる情報が多いような。有効塩素の塩素は普通に考えて Cl2 のことだと思うのだけど、塩素原子として書いている情報もちらほら。。。 続きを読む